明日の約束の原作・本の内容が壮絶すぎる件



毎週火曜日21時~8CHフジテレビにて放送中の井上真央さん主演ドラマ『明日の約束』が話題を呼んでいます。
劇中のストーリーは、井上真央さん扮するスクールカウンセラーの藍沢日向(ひなた)が勤務する高校で一人の男子生徒が突然自ら命を絶ってしまい・・・

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あまりにも不可解な自殺だったのでその真相を究明してゆく・・と言うヒューマンドラマとなってます。どうやら原作はあるけれど、元にしているのは下地の部分だけでテレビドラマのほうはほぼオリジナルのようですね。

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肝心な原作(本)についてのあらすじはというとこうです↓↓↓




とある高校に通う男子高校生が自らの手で命を絶った。男子高校生はバレーボール部に所属していたのだが、部員からいじめを受けていた事もあり、自殺する直前まで不登校状態だった。


男子高校生の母親(仲間由紀恵)は、バレーボール部内でのいじめが自殺した最大の理由だと考え、高校のスクールカウンセラー(井上真央)などの学校側やいじめをしていたバレーボール部員たちの責任を徹底的に追求していく。


男子高校生の母親が実名を出してマスコミの取材を受け続けた事もあり、男子高校生の自殺事件に対するマスコミの報道はどんどん過熱。


いじめの対応を誤った学校側に大きな責任がある、という報道がテレビや週刊誌などで展開されてしまい、高校のスクールカウンセラーらは世間から白い目で見られる事に。しかし、男子高校生の母親の対応に疑問を感じていたジャーナリストたちが男子高校生の自殺の真相を調べていくと、意外な事実が明らかになり…。


バレーボール部内でいじめを受けていた男子高校生の自殺の責任を突き詰められる高校のスクールカウンセラーと、そのカウンセラーに対し厳しい態度を見せるモンスターペアレントがぶつかり合う様子を描くノンフィクション作品。




明日の約束の実話を元にした事件が怖すぎる!!

先にもふれましたけど、このドラマ自体の脚本は完全オリジナルなのですが、2005年長野県で実際に起こった事件を元に作られています。


ドラマのベースとなったのは2005年に長野県で実際に起きた1人の男子高校生の自殺事件の真実を追ったノンフィクション作品『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い(作・福田ますみさん)』が原作となっているドラマになります。


2005年に事件が発生し8年もの歳月を経て、全ての訴訟が終わったのが2013年。自殺した原因は自殺した本人しか分からないものではありますが、バレーボール部内のいじめだけでなく、男子高校生の母親にも男子高校生を自殺に追い込んだ要因がある、という事が徐々に明らかになります。


バレーボール部内のいじめが原因となり、男子高校生はうつ状態になってしまい、最終的には不登校状態になるのですが、男子高校生の母親の人間性にも実は大きな問題点がありました。


男子高校生の母親はマスコミに対して自分が最大の被害者であるかのような対応を見せたものの、実は男子高校生に対しての異常すぎる寵愛、独占欲支配欲がハンパなかったのです。。また、男子高校生の母親には虚言癖があり、男子高校生の母親のついたウソが自殺事件の真相を追求しようとするマスコミを混乱させました。



以上のように、学校側の責任を追及していた男子高校生の母親側にも男子高校生が自殺した原因があり、男子高校生の母親の対応に振り回されたマスコミ側にも事件を混乱された原因がある。


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明日の約束の原作のまとめ・感想

誰にでも起こりうる事で決して他人ごとではないなと思います・・。どんなことでもそうですが、どこかで歯止めが利く理性を保つってそれがなかなか難しいところなのかな・・とも感じました。紙一重と言う言葉もあるくらいですし。。二度と起きて欲しくない事件だと思いました・・。


ちなみに本を読みたい方はモンスターマザーー長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘いー【電子書籍】[ 福田ますみ ]