白バラの祈り あらすじとネタバレを含む感想・評価はこちら!!

 

「白バラの祈り」あらすじ・ネタバレを含む感想・評価の記事です。映画「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」のあらすじ・内容の紹介。感想のところではネタバレ注意です!!


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映画「白バラの祈り」予告動画・キャストの紹介



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【キャスト】

ゾフィー・ショル ユリア・イェンチ

ロベルト・モーア尋問官 アレクサンダー・ヘルト

ハンス・ショル ファビアン・ヒンリヒス

エルゼ・ゲーベル ヨハンナ・ガストドルフ

ローラント・フライスラー裁判官 アンドレ・ヘイニッケ

クリストフ・プロープスト フロリアン・シュテッター

アレクサンダー・シュモレル ヨハネス・シューム

ヴィリ・グラーフ マキシミリアン・ブリュックナー

ギゼラ・シャーテリング リリー・ユング

ロベルト・ショル ユーグ・フーベ

マグダレーネ・ショル ペトラ・ケリング

ヴェルナー・ショル フランツ・シュターバー


監督 マルク・ローテムント

製作 2005年 ドイツ




映画「白バラの祈り」予告動画



映画「白バラの祈り」あらすじ・内容の詳細



【内容】
ヒトラー政権下のドイツに実在した学生グループ“白バラ”を題材にしたドラマ。処刑の恐怖に直面しながらも信念を貫いたヒロインの生きざまを感動的に描く。


【映画「白バラの祈り」あらすじ】



1943年、ミュンヘン。ヒトラー独裁政権は末期的な局面を迎え、人々はスターリングラードでのドイツ軍大敗の噂をしながら明日に怯えていた。そんな中、ヒトラーの政策を批判し、戦争終結を叫ぶ地下組織的なグループが存在した。


彼らは“白バラ”と呼ばれ、ビラを配り、壁に「打倒・ヒトラー」のスローガンを書く非暴力的なレジスタンス活動を繰り返していた。兄のハンス(ファビアン・ヒンリヒス)と共に白バラに参加していたゾフィー・ショル(ユリア・イェンチ)は、その日も白バラのメンバーのいる秘密の印刷所に向かった。






そこでは次に配布するビラが作られており、ハンスがミュンヘン大学構内に配置すると言い出した。仲間は彼を止めるが、結局、ハンスとゾフィーのコンビで決行することになった。翌日2月18日、彼らは授業中のひと気のない大学構内の数ヶ所に、ビラを積み置きした。


最後の余ったビラをゾフィーが階上からばら撒いたとき、終業のベルが鳴り、多くの学生が教室からあふれ出した。群集に混じって逃げようとする二人は用務員の通告でゲシュタポに逮捕された。取調べが開始され、長いキャリアを持つベテラン尋問官モーア(アレクサンダー・ヘルト)がゾフィーの担当になる。


翌日、ビラの草稿を書いた疑いで仲間のクリストフ(フロリアン・シュテッター)が逮捕された。ゾフィーは恐怖を押し殺し、冷静さを必死で装いながら、自分が無実であることを説得する。その心理的駆け引きの巧みさに一時は彼女の無実を信じかけたモーアだったが、やがて動かぬ証拠が自宅から発見される。


罪を逃れられないことを悟ったゾフィーは、一転して反撃に出る。自分は信念によって行動し、それを誇りに思っていると。


同じ年頃の息子を東の前線に送り出していたモーアは、ゾフィーに心を動かされる。彼は仲間の情報提供と引き換えに、ゾフィーに逃げ道を用意する。しかしゾフィーはその申し出を拒否し、処刑の道を選ぶのだった。



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映画「白バラの祈り」の評価と感想は?




世間の映画「白バラの祈り」の評価と感想の紹介です。ここからはネタバレを含みます!!


「こんなにも後を引く映画はないです。(しばらく引きずってしまいつらかった)ミュンヘン大学にはゾフィー兄弟の広場もあり、ビラをばら撒いたホールを歩いただけでゾクゾクします。」


「あまり知られていない映画ですので、もっと知られるといいなと思います。特に歴史好きの人には観てほしいです。」


「彼女たちの死を無駄にしないために何ができるか
言論の自由、表現の自由が抑圧される前に
言える時に言う!」



「恥ずかしながら「白バラ」を知らず、活憲の時代という本の中で紹介されていて、見ることに。歴史の授業で見てもいいような、実話。歴史を知るために、戦争を知るために、憲法を知るために、見るべき映画。」


「この兄妹が実在の人物ということに驚きました。
 戦争中、全体主義に流されず貫いた信念の強さは真似できるものではありません。6回のビラ配りで反逆罪、若い命が消えるのは残酷です。彼らのような若者こそ生きてほしい、彼らは自身の良心に従っただけです。」




私的総合76点/100点

【感想】

実際にあった実話ときいて、心が締め付けられる気分でした。女性でありながら、国にも負けず、信念を貫き通す姿を見ていて「自分もこんな正直に生きてみたいなぁ」って思いながらなんだかジワッて熱いものがこみ上げてきました。


映画としても、歴史物としても、これは一度見ておくべきでしょう。見た後、何か重いものが残りますが、それは良い意味でココロにずっと残るような気がします。